湯布院温泉は大分県にある温泉街。日本で3番目に湯量が多いことで知られています。
温泉好きの方で、湯布院を知らないという方はいらっしゃらないのではないかと思うほど。
また泉質のよさにも定評があり、大人から子どもまでいろいろな人に心地よく楽しんでいただけるお湯は、幅広い層から人気を集めています。
大人から子供まで人気
温泉の効能もさまざまで、泉質同様大人から子どもまでにいろいろな効果があるといわれています。
皮膚病や婦人病、子どもの虚弱体質や神経痛など、いろいろな効果がありますので、近隣にお住まいの方は湯治に利用されてることも多い様子。
ちなみに湯布院温泉は、温泉街になんと895ヶ所も源泉が湧いているとのこと、その湯量の豊富さがうかがい知れますね。
風情ある街並み
温泉街というと、地域によってはかなりの繁華街となっているところもありますが、湯布院温泉はこうした町並みには一切なっておらず、風情のある温泉街の雰囲気を大切にしています。
そのため、街の治安もよく、子ども連れのご家族も安心して夜の温泉街を歩くことができるのも、湯布院温泉の魅力のひとつです。
湯布院温泉は、「湯布院」と「由布院」とふたつの表現がありますが、これはどちらが正しいのでしょうか?
この表現は町村の合併がきっかけで、昭和30年に大分県の由布院町と湯平村が合併したことにより、湯布院町という町ができました。
そのことから、「湯布院温泉」という表現が現在は正しくなっているようですが、「由布院温泉」という呼び方をしているところもまだあります。
どちらの表現でもきちんと通じるようですね。
ご当地グルメがたくさん
湯布院温泉は、温泉はもちろんのこと、いろいろなご当地グルメがありますので、土地の名物をいただくのも楽しみのひとつとなっています。
中でも人気があるのが「とり天」。関東では「かしわ天」といわれるところも多いですね。
もともとは別府という地域で生まれたとり天ですが、今は大分県内のほとんどのエリアでいただくことができるのだそうです。
このとり天は、それがメインメニューになっているのではなく、いろいろなお店のサイドメニューとして登場することが多いのですって。
けれど、湯布院の名物ナンバーワンとして知られているのですから不思議!
そのほかにもだんご汁やしいたけなども、湯布院温泉の名物になっています。
おみやげ屋さんも充実していて、散歩も楽しいので、ぜひ温泉の合間にご当地名物も楽しまれてみてください。
温泉好きの方は、必ず一度は訪れないと、温泉好きとはいえないかも!?