草津温泉

草津温泉は、群馬県吾妻郡草津町にある温泉街。日本で1番湯量の多い温泉街として知られています。
関東では草津温泉を知らない温泉マニアはいないというほど有名で、シーズンを通してたくさんの利用客で賑わっています。

草津名物「湯もみ」

草津温泉の名物といえば「湯もみ」。湯もみの歌を歌いながら、大きな板を持って温泉のお湯をかき混ぜながらお湯を柔らかくするショー的なものですが、これを見ないと草津に来た意味がないというほど。
湯もみショーは観るのはもちろん、体験することも可能です。
こちらは公開期間が決まっていて、だいたい毎年12月から3月くらいの間に行わているようです(ずれる場合もあります)。

硫黄系の泉質が豊富

草津温泉の泉質は、酸性、含硫黄系で、硫黄の香りが豊富なお湯です。
温泉によって設定されている温度は若干ことなりますが、少し熱めに設定されているところが多く、入ると少しピリピリして感じる方もいらっしゃるようです。
豊富な効能があり、神経痛や筋肉痛、皮膚病、動脈硬化など、痛みを伴いものに加えて生活習慣病にも効果が期待できることから、幅広い層の方々から人気があります。

いろいろな温泉を楽しめる

草津の主な源泉は6ヶ所ありますが、そのほかにも本当にたくさんの源泉があります。草津では「源泉掛け流し」はかなりポピュラーなので、いたるところで源泉掛け流しの温泉を楽しむことができます。
また、この豊富なお湯をより有意義に使おうということで、草津温泉ではさまざまな方法でお湯を活用しています。
草津は気温が低めなので、雪が降ると道路が凍りやすいです。
そのため、ホテルや旅館から出た温泉の排水ならぬ排湯を使用して、道路に氷が張らないようにしたり、川に戻せる状態にして川に戻すなど、お湯をムダにしないような工夫もなされています。

群馬を代表する草津温泉

草津温泉は群馬県にあるので、群馬の名物が草津の名物といってもよいでしょう。
しいたけやいんげん、山菜などを用いたおいしい食事を楽しめます。
魚などは温泉の関係上あまりとれないようですが、それぞれの旅館が工夫をこらしたおいしい食事を提供してくれますので、お食事も十分に楽しむことができます。

また、無料で入れる温泉もいくつかありますんので、ぜひ訪れてみましょう。
通常の温泉に加え、足湯などもあります。温泉はすべて無料で使用できますが、当然タオルやドライヤーなどの用意はありませんので、タオルはすぐに出せる状態にしておくことをおすすめします。近隣の販売店でタオルは販売しているようです。