温泉街で働く人の声

温泉街で働きたいというあなた。最も参考になるのが経験者のレポートではないでしょうか。
ここでは実際に旅館で働いたことがある人の話を紹介します。
みなさんが働きたいという動機と、旅館で働いてできることをみて、
やっぱり自分にむいているのか、それとも向いていないのかを判断する材料にしてもらえればと思います。

仲居経験者 Fさんのレポート

もともと着付け教室ではたらいていたFさんはもっと華やかな仕事につきたいということで旅館の仲居の仕事に転職しました。
着付け教室の仕事をして、自分も着物を着て仕事がしたいって思ったのも動機だそうです。
きっかけはだれでも些細な事何ですよね。

仲居で働いているFさんの仕事の原動力はお客様からの感謝の言葉なのだそうです。
仲居はやっぱり大変な仕事です。お客様によってもさまざまな方がいらっしゃいますし、
めげそうになる時もありますが、やはりお客様からの「ありがとう」がFさんの気持ちを支えているそうですよ。

時にはお客様が自宅に帰ってからお手紙をくださるときもあるとのこと。
Fさんの行き届いたサービスがしっかりとお客様に届いているんですね。今でもお手紙はFさんの宝物だそうです。

休日などは旅館のまわりにある観光スポットに自分も足を運ぶそうです。
自分のリフレッシュにもなりますし、お客様から質問があった時に実際に自分の見た感想としてお客様に紹介できるので、一石二鳥なんですって。

ホテルフロント Hさんのレポート

Hさんは大学卒業後、英語を使った仕事につきたいということでホテルのフロントの仕事を選びました。

日本の温泉地は外国人のお客様もたくさんいらっしゃる場所です。旅館よりはホテルのほうがやはり外国人のお客様も多いそうですよ。

このホテルにHさんが就職した理由はそのホテルで一度友人の結婚式で来たことがあり、
スタッフのみなさんのキビキビした働きぶりに感動したからだとのことでした。

Hさんは留学も経験したことがあり、英語でのコミュニケーションはピカイチ。
そのため外国人のお客様がいらっしゃった時はだいたいHさんがお客様の相手をするとのことでした。
最近では更にレベルの高い接客をするためにビジネス英会話スクールに通っていらっしゃるというそうです。
自分が活躍したい場所をしっかり見定めて、この仕事についたのは正解だったと思っていらっしゃるとのことでした。

このホテルが自分にしてくれた時のおもてなしを、今度は自分がお客様にしてあげたいとのことです。

人それぞれ動機が違っても、やはり人に感謝される仕事であると言うことは非常にやりがいのある仕事ですね。