温泉の種類はいろいろある
「温泉に行こう」と思ったとき、その目的はさまざまですが、温泉自体を目的として出かける場合には、ぜひいろいろなお湯の種類をチェックされるとよいと思います。
ほかの項でも触れていますが、温泉の種類のひとつとして「源泉かけ流し」というものがあります。
源泉かけ流しの温泉は全国でも数少なく、また温泉の効能が高い上にとても贅沢なものになりますので、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょう。
源泉かけ流しの温泉の場合、利用料も少し高いところが多いようですが、まったく人口のものが何も混ざっていない温泉は本当に気持ちがよいですし、かけ流しで常にお湯を清潔な状態に保っているので、安心して入浴できるというのも大きなポイントです。
お湯の色や質で選ぶ
天然の温泉には、ブルーやピンクなどのカラフルな色をしているものは、少なくとも日本にはないかと思いますが、白濁色だったり、硫黄特有の色がついている温泉などは存在します。
特に白濁色の温泉はいやし効果が高く、また同じ温泉でも効能を高く感じられるような気がしてとてもいいものです。
透明の温泉の場合、少しとろみのあるような温泉など、美肌によい効果発揮してくれそうな泉質のものがあります。
こうしたお湯の種類で温泉を選ぶという人は多いようですね。
そのほか、泉質も重要です。
単純温泉と呼ばれる温泉は、日本で一番多い泉質だといわれていますが、この温泉はお湯に含まれている成分の種類はいろいろでも、その寮が少し少なめであるという意味があります。
成分が少ないということは、温泉の効能自体も低いということがいえますが、その分肌に刺激を与えてしまうことも少なく、老若男女すべての人が楽しみやすい温泉であるともいえます。
とくに小さいお子さんは成分の強い温泉に刺激を感じることがあるようですので、家族連れの温泉では、単純温泉のほうが利用しやすいかもしれません。
鉄泉はその名の通り鉄分が多く含まれており、アルカリ泉はアルカリ成分が多く含まれています。それぞれの成分によって効能が異なりますので、体の状態に合わせて選んでみるとよいでしょう。
逆に、効能から泉質を選ぶという方法もあります。
さまざまな温泉でその効能を謳っていますので、事前に確認して気になる効能の温泉に出かけるという人は多いようですね。
女性であれば美肌の湯、お年寄りでリウマチの方がリウマチに効果のあるといわれている温泉で湯治をしているというのも多く知られています。