ここでは全国津々浦々、人気の温泉街を紹介しましょう。
みなさんも知っているようで知らなかった温泉街のあれこれをここで覚えてください。
次にどこに旅行に行くかの参考になるはずですよ。
草津
草津は群馬県にある湯処で、湯もみで有名な温泉地です。
湯もみとは「草津よいと〜こ〜一度は〜おいで〜」の湯もみ歌で知られるもので、
お湯の温度をたくさんの人で板を持ってお湯を揉むことで冷まし、源泉のままお湯に入ることです。
水で冷まさないので源泉の効果を十二分に堪能できるのです。
ここのお湯は含アルミニウム泉と硫黄泉で、皮膚病などに効果があると言われています。
入ると皮膚がピリピリとしてお風呂あがりはお肌がキュッキュッっとすべすべになるのが特徴です。
別府
別府は大分県別府市にあるお湯処で、日本でも代表的なお湯処としてその名前はたくさんの人に知られています。
ここの特徴はその源泉の湧出量で、他の温泉地を寄せ付けないほどたくさんのお湯が湧き出ることで有名です。
街もいたるところでゆけむりが上がり、ここぞ温泉街という街です。
お湯の性質自体は単純温泉で、リウマチや神経痛に効果があると言われています。
黒川
香川県かがわ市にあるこのお湯処は四国の八十八ヶ所巡礼で有名な礼所の中で、一番最後の礼所である大窪寺の近くに湧き出る温泉です。
この街は過去に大きな盛り上がりを見せましたが、一時衰退した時に一つの旅館の主人が露天風呂を自然の中にあるように工夫したところその店だけ繁盛し、
それを手本にして他の旅館も自然をテーマにした露天や旅館にしたことで人気が再燃し、今に至る街です。
日帰りで入れるお湯が多く、一日に3つまで自由に入ることができる手形などを販売してたくさんの人に楽しんでもらっているお湯の街です。
下呂
岐阜県下呂市にあるこの湯処は飛騨の山々に囲まれた岐阜県屈指のお湯処です。
日本三名泉といって最も有名な温泉として有名です。日本三名泉は他に草津と有馬が挙げられます。
ここのお湯処を象徴するお湯が川沿いにある露天風呂で、無料で入ることができるのですが、脱衣場も何もないお湯なのです。
ちょっと入るのに勇気がいりますが、現在は水着着用が義務付けられているため、たくさんの人に楽しんでもらえる場所です。
近年下呂のお湯の湧出量が減少しているため、管理が難しくなっているという実情があります。
湯質は単純泉で、運動機能障害やリウマチに効果があるとされています。
箱根湯本
東京から電車で一時間で行ける湯処として有名な場所ですね。
小田急ロマンスカーで新宿から一本で行くことができ、日帰りで楽しむことができるお湯処ですね。
たくさんの文豪もこのお湯を楽しみ、ここでたくさんの名作が生まれたのも有名な話です。
湯質は単純泉と塩化物泉で、皮膚病、リウマチ、高血圧にも効果があると言われています。