箱根は、東京からもっとも近い温泉街。
週末を利用して都心から気軽に温泉に足を運ぶことができるので、とても人気があります。
また、温泉や旅館の質も高く、おしゃれな宿や温泉、レストランなどがたくさんあるので、日帰りで訪れる方も多いです。
エリアごとにさまざまな泉質
箱根温泉は、そのエリアによって泉質が異なります。
一番人気の箱根湯本は、無色透明、無味無臭のやさしいお湯で、
ナトリウム系の泉質です。肌の弱いお客さまやお子さまも安心して入ることができるので、箱根の中では箱根湯本に訪れたいというお客さまが多いのもうなずけます。
塔の沢エリアのお湯は歴史が古く、江戸時代初期に発見されたといわれています。
こちらの温泉も単純温泉でどなたでも入りやすく、温度も比較的低いので入りやすい泉質です。
宮ノ下エリアも単純温泉で、趣きのある町並みから外国人客が多いことで知られています。
小涌谷エリアも単純温泉ですが、こちらはとても湯量が多く、たくさんの温泉施設があるため、イベント感覚で温泉を楽しめます。
小涌園という温泉施設では、水着で温泉に入り、さまざまなアミューズメント感覚の温泉を楽しむことができることからとても人気があります。
お子さん連れの方にも楽しんでいただける施設です。
強羅エリアは「強羅花壇」が有名ですね。
こちらの温泉は無色透明の単純温泉もありますが、乳白色のお湯もあります。
白色の温泉はとても人気がありますので、カップルからご家族連れで、たくさんの方が訪れているそうです。
ちなみにお湯の温度はかなり高め。
仙石原エリアは標高700mという高知にある温泉スポット。
こちらも、単純温泉と白色温泉があります。あちこちからいろいろな温泉をひいて、宿泊施設が利用しているので、その宿によって通っている温泉が異なります。
芦之湯エリアは単純温泉のほかに、硫黄系の温泉が有名。芦ノ湖エリアとともに、硫黄温泉が出るエリアです。
温泉の色が変わるお湯など、不思議な魅力のある温泉で知られています。
硫黄温泉は美肌の湯として知られているので、お肌をきれいにしたい女性からとても人気があります。
芦ノ湖襟からは富士山が見られるので、景観を楽しみながら温泉をゆっくりと楽しめるのがうれしいですね。
ちなみに芦ノ湖温泉のお湯は、湯ノ花沢温泉からお湯を引いています。
魅力がたくさんの箱根温泉
このように、たくさんのお湯が楽しめる箱根は、何度でも新しい発見があるので、つい訪れたくなってしまう魅力たっぷりお温泉です。
おいしい食事を提供するお店や、紅葉を楽しめるスポットなど、温泉以外の見どころも満載なので、ぜひ一度訪れてみる価値がありますよ。