鬼怒川温泉

関東の代表的な温泉街

鬼怒川温泉は、栃木県の日光市周辺にある温泉街をいいます。
関東地方の中でも代表的な温泉で、一時は箱根や熱海と並ぶほどの人気があったそうです。

鬼怒川温泉にはたくさんの温泉旅館があり、それぞれの個性を活かした運営をしています。
また土地の名物もさまざまなものがありますので、温泉はもちろん、おいしい食事を堪能したり、温泉ならではの景色に癒やされたり、周辺の観光地を訪れるなど、楽しみ方がたくさんあるのも特徴です。

鬼怒川温泉の泉質は、日本で一番多いといわれている単純泉と、アルカリ性単純泉が湧き出ています。
これらの泉質は温泉の有効成分の含有量が少ない分、肌への刺激も少ないので、どんなタイプの方でも温泉を堪能できるのがポイントです。

お湯の色は無色透明で、硫黄泉のような独特の匂いもありませんので、小さなお子さんでも気持ちよく温泉を利用できます。
この泉質には皮膚病や胃弱などに効果があるといわれているほか、やけどにもよい効果が期待できるのだそうです。

鬼怒川温泉の名物、観光スポット

鬼怒川温泉は山や川に囲まれているため、山菜や川魚などを中心とした料理が提供されることが多いです。
旅館でも食事処でも、天然鮎の塩焼きは大きな名物となっていますので、鬼怒川温泉に来たらぜひ味わいたい料理のひとつ。

そのほか、この地域は「湯葉」も名物として知られており、おいしい湯葉料理を食べられる宿やお店がたくさんあるほか、土産物店も充実しています。

鬼怒川温泉は日光市にあり、観光スポットも豊富です。
日光というと学校の修学旅行に採用されることも多いほど、歴史と観光に恵まれた地域ですので、見どころがたくさん。

徳川家康が祀られている「日光東照宮」には、四季を通じてたくさんの人が訪れます。
この界隈は冬が少し長めなので、ゴールデンウイークでも雪がチラつくことがありますので、春先に訪れる方でも防寒はしっかりと行ってください。

ほかにも、日光江戸村や那須サファリパークなど、少し車を走らせるとたくさんの見所がありますので、鬼怒川温泉はカップルはもちろん、家族連れも楽しめる温泉です。
宿泊施設においても、純和風の旅館から、スパがあるホテルまでそのタイプはさまざま。

首都圏から日光へは、電車だと約2時間半、車でもだいたい同じくらいの時間で到着します(車の場合は渋滞状況によって到着時間が異なります)。
東京から気軽に出かけられる本格温泉、ぜひ連休があるときには訪れてみてはいかがでしょう。